関病院について
病院理念
病院を訪れる皆さまのこころを大切にし、
患者さま1人ひとりに適した医療を提供することにより、
地域に信頼される精神科病院を目指します。
基本方針
1.患者さま1人ひとりの特性に合わせたチーム医療を提供します。
2.望まれる医療・看護・福祉を提供し、地域社会に貢献します。
3.患者さまの日常生活の自立と社会復帰を支援します。
4.当院に勤める全職員が自己の役割を認識し、自信を持って働ける環境をつくります。
ご挨拶
地域のニーズに応え、
地域完結型の精神科医療を提供します。
病院長阿部 亮
当院は昭和34年に柏崎刈羽地域で最初の精神科病院として開設されました。その後、平成9年に当地へ新築移転し、現在に至ります。
近年、精神科医療は目まぐるしく進化し、外来治療で対応可能な範囲が増え、入院中心の医療から在宅や外来中心の医療へと変遷を遂げつつあります。入院治療に求められることも変化し、入院期間の短期化、退院後の生活を見据えた治療の組み立て、そして薬物療法以外の非薬物的治療の併用も重要な位置を占めています。また、治療を進めるにあたっては、疾患だけに注視するのではなく個々の患者さまの特性にあわせた治療が必要となります。さらに、医師以外のコメディカルスタッフとの多職種連携による院内チーム医療はもちろんのこと、地域の他医療機関や相談機関、障害者施設、介護施設とも連携し地域をチームとして捉えながら、地域完結型の精神科医療の提供を目指しています。このような中で、当院では以下のような取り組みを行っています。
- 非薬物的治療として、認知行動療法やソーシャルスキルトレーニングなどを薬物療法と併用しています。
- 依存症治療において新潟県の専門医療機関に認定されており、依存症の入院・外来プログラムを提供しています。
- 児童思春期の精神科医療に関しては、新潟県の連携拠点機能を担う医療機関として、教育機関や行政機関などと連携しながら児童思春期の心性に対応した医療を提供しています。
- 「不安ストレス専門外来」では、種々の不安障害に対する専門的薬物療法と認知行動療法を行っています。
- 「女性のこころの専門外来」では女性医師による女性特有のこころの悩みへの治療を行なっています。
- 外来リハビリテーションとして、外出や対人接触に不安を抱える方への「STEP」や、メディアから離れオフラインで楽しい時間を共有する「みのりcafe」などの独自のプログラムを提供しています。
今後も精神科医療の進化は続くと思いますが、医療の変化に合わせ、地域のみなさまのニーズに応えられる精神科医療の提供を目指します。今後も引き続きご支援ご指導をよろしくお願い申し上げます。
病院概要
診療科目名 | 精神科 |
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指定医療機関等 | 保険医療機関 指定自立支援医療機関(精神通院医療) 生活保護法指定医療機関 新潟県依存症専門医療機関(アルコール健康障害・薬物依存症・ギャンブル等依存症) 精神科救急医療施設 |
施設基準等 | 厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして、関東信越厚生局長に届出を行い、承認を受けている事項は以下のとおりです。
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施設の概要 |
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沿革
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昭和34年 5月
柏崎市北園町で病院を開設(精神22床)
病院長 関富治 -
昭和39年 6月
一部増築し増床する(精神109床)
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昭和58年 8月
一部改築し減床する(精神100床)
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平成 9年 9月
柏崎市元城町に新築移転(精神100床)
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平成17年10月
医療法人に改組
医療法人理事長に 関富治 が就任(病院長兼務) -
平成18年 4月
病院長に 清水洋一 が就任
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平成22年12月
医療法人理事長に 阿部亮 が就任
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令和 5年 3月
病院長に 阿部亮 が就任(医療法人理事長兼務)