働き方を知る

先輩看護師座談会

仕事のやりがい、働きやすさ、そして当院の魅力とは?
子育て世代の先輩看護師が本音で楽しく語らいます。

メンバー

Aさん
看護師
入職7年目
Bさん
看護師
入職6年目
Cさん
看護師
入職1年目
Dさん
看護師
入職1年目

入職動機は?
入職後にイメージは変わりましたか?

Aさん
看護師/入職7年目

結婚を機に柏崎へ来ました。それまでは内科の看護師をしていましたが、学生時代からずっと興味のあった精神科に携わりたくて入職しました。認知症への対応を学びたい、自分のコミュニケーションスキルを高めたい、という気持ちがありましたね。

Dさん
看護師/入職1年目

私も母が精神科の看護師をしていたためか、ずっと興味がありました。以前は新潟市の大きな総合病院で働いていましたが、転職を考えていたタイミングで、かつて一緒に働いていた先輩に声をかけていただいたのが入職のきっかけです。病院見学に来たら、ちょうど夜勤をされていたAさんに「とても良い職場ですよ」と話しかけていただきました。

Aさん
看護師/入職7年目

そうそう。そうでしたね。

Bさん
看護師/入職6年目

私も結婚をきっかけに柏崎に来ました。以前も精神科で働いていたのですが、その上司や医師から「関病院はアットホームでいいよ」と勧められ、いつの間にか院長にも話が通っていてスムーズに入職しました。看護部長も事務長も良い方だったので働きやすそうな職場だと思ったのを覚えています。その印象は入職してからも変わりませんでしたね。

Cさん
看護師/入職1年目

私は夫の転勤で柏崎に転居することになりました。小さな子どもがいるので、残業が少ないこと、そして未経験だけど興味のあった精神科であることを条件に病院を探していたところ当院を知ったんです。見学に訪れた際、とてもアットホームな雰囲気が気に入って入職を決めました。

Aさん
看護師/入職7年目

入職前の見学で印象的だった出来事があります。認知症の患者さまが「帰らせてください!」と言い出したときのこと。私が以前勤めていた内科では「お迎えが来ていません」と事実をそのまま伝えて、患者さまが「電話してくれ!」と興奮するシーンが多々ありましたが、精神科の対応は全く違いました。看護師さんが「今はご家族も忙しいみたいだから、あとで私が電話しておくよ」と言うと、患者さまは「そう、頼んだよ」と穏やかに自室へ戻っていくんです。「事実はそうじゃなくても、そのときの患者さまが穏やかな気持ちになれたらそれでいいんだよ」と教わり、内科とのギャップに驚くと同時に新たな学びを得ました。

苦労したこと&この仕事のやりがいは?

Bさん
看護師/入職6年目

最初は患者さまとコミュニケーションをとるのが大変でした。患者さまごとに状態は異なるし、何かをきっかけに急に怒り出す場合もあります。精神科歴の長い先輩の対応を見習っていくうちに、まずは患者さまを理解することから始まると改めて実感しました。経験を積むことでコミュニケーション力は上がったと思います。
嬉しかったのは、焦燥感や不安感の強い患者さまに寄り添い、話を聞いているうちに少しずつ表情が和らいでいったときですね。それ以来、私の名前を呼んでくれることが増え、いつも頼りにしてくださいます。そういう変化を感じるとやりがいが増しますね。

Dさん
看護師/入職1年目

患者さまと話しているときに咳き込んでしまい「ごめんなさいね」と謝ったら、普段は自分の妄想の中にいらっしゃる方なのに、はっきりと「咳なんて全然気にしない。だから大丈夫」と言ってくれたんです。てっきり聞き流されると思っていたため、それはとてもうれしかったですね。
例えば、出入りする場所はすべて施錠されているなど、精神科特有の環境に慣れるまでは戸惑いがありました。落ち着かない患者さまを隔離することは治療に必要だと分かっていても、やはり閉じ込めてしまうことに抵抗があるんですよね。でもそんなふうに感じる気持ちをこの先もずっと忘れずにいたいなと思っています。

Cさん
看護師/入職1年目

精神科は未経験だったため、コミュニケーションはもちろん、屯用服用の判断に迷ったりしました。また患者さまの状態が不安定なときや、声をかけるタイミングが悪かったりすると、私自身が怖さを感じたり凹んでしまうこともありました。でも、アプローチの仕方を変えてみて、そこで良い反応があったときは無条件で喜びを感じます。

Aさん
看護師/入職7年目

若いころから入院生活が続き、一番楽しいであろう時期もずっと病院で過ごしてきた患者さまがいました。暴れることもあったため、それを怖がったご家族とは自然と疎遠になっていました。その患者さまが年を重ね、病気になり、残された時間が少なくなったころ、不安そうに「死んだら私の骨はどうなるのかね」と口にしたんです。なんとかご家族とコンタクトを取ろうと奔走したところ、唯一お兄さまと連絡がつき、すべてを引き受けてくれることになりました。「お兄さまが、あとのことは全部やるから心配いらないよと言ってましたよ」と伝えたら、心からホッとした様子でした。その後、亡くなった患者さまをお兄さまがお迎えに来て、葬儀も無事に行ったと聞きました。
私たちは家族じゃないのでできることは限られますが、何かの手助けになったり、必要ならば仲介役になったりして、患者さまを安心させることができる。この仕事のやりがいはそういうところかなと感じています。

仕事と育児の両立はどのように?

Aさん
看護師/入職7年目

子どもの不調で急な休みを取るときも、皆さん、嫌な顔一つせず受け入れてくれます。次男が扁桃腺の手術をしたとき、入院の付き添いや退院後の世話で10日間くらいの長期休暇を取らざるを得ない状況になったのですが、看護部長に相談したら、その場にいた医師と一緒に「それは仕方ないよ」とすぐに快諾してくれました。この病院で良かったなと思った瞬間です。
子どもが小さいころは日勤でしたが、小学校の高学年になってから夜勤にも復活しました。状況に応じて働き方を相談できるのが良いですね。

Dさん
看護師/入職1年目

子どもがまだ4歳なので、入職前の面談時から、どのような勤務形態が可能なのかを看護部長が細かく聞いてくださいました。以前働いていた病院は、正社員なら夜勤も当然という考え方だったため、その感覚で「夜勤もやります」と言ったら「え、やるんですか?」と(笑)。小さな子どもがいても無理なく仕事を続けられる環境は心強いですね。

Bさん
看護師/入職6年目

それは本当に助かります。私は産休育休を取得後、子どもが3歳まで時短勤務、その後はフルタイムで働いて月に2回は夜勤もしていました。でもだんだん余裕がなくなってきて、看護部長に「パートで働きたいです」と相談したら、それを受け入れてくれて昨年からパート職員になりました。看護部長は子育てにとても理解があり、働き方について相談すれば一緒に考えてくれますし、仕事と育児を両立しやすい職場だと思いますよ。

Cさん
看護師/入職1年目

あと、フルタイムでも残業が少ないのはメリットですよね。今年から1時間単位で休みを取れるようになったので、とても助かっています。30分単位だともっとうれしい(笑)。

Bさん
看護師/入職6年目

休暇制度が手厚いのは魅力ですよね。実は今日も看護休暇を取って、娘の予防接種に行ってきました。

Dさん
看護師/入職1年目

子育て世代が働きやすいのは本当にありがたい。でも、それを支えるためにフルで働ける人の負担が増えないよう、病院には十分な人員配置をお願いしたいなと思っています。自分も万全な状態で働けるようになったらしっかり頑張りたいと思うので!

未来の後輩へメッセージを!

Bさん
看護師/入職6年目

当院はとにかく人間関係が良好です。同僚や先輩にプライベートの相談もよくするのですが、精神科の看護師さんだから話すと落ち着くんですよ(笑)。悩みがあるときは休みの日でも仕事に行きたくなるくらい、とても良い職場なのでぜひ!

Dさん
看護師/入職1年目

本当に、精神科に携わる人は話を聞くのがとても上手。入職して間もないのですが、優しくて頼もしい先輩に仕事を教わりながら楽しく働いています。皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしています。

Cさん
看護師/入職1年目

精神科はスタッフの関わり方も治療の重要部分なので、うまく対応できるか心配な人もいると思います。でも職員みんなで情報を共有し、患者さま一人ひとりに合ったアプローチを考えるなど、何ごとも助け合いながら進める職場なので大丈夫!コミュニケーション能力や観察力を一緒に磨いていきましょう!

Aさん
看護師/入職7年目

看護師だけでなく医師も話しやすい人ばかり。私が当院で初めてコロナに罹患したときも「何か食べたいもの持ってくよ。どうせなら高級なもの言って」と声をかけてくれたりね(笑)。
何か困りごとがあれば、全員で知恵を出し、意見を交換して解決していく職場です。精神科はなんとなく怖いイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。コミュニケーションスキルが上昇し、普段の生活にも役立つ学びがたくさんありますよ。

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